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生活防衛資金以外は投資にまわすとしたら、生活防衛資金はどのくらい必要?
今までタンス貯金をしていた人がインデックス投資すると決めたら「いくら投資にまわせばいいんだろう?」と思いますよね。
インデックス投資で長期投資をしている人たちの間では、必要なお金以外は投資にまわすという方が多く、必要なお金は生活防衛資金と呼ばれています。
生活防衛資金は換金しやすく、目減りしない預貯金として残しておき、あとのお金は投資にまわしたほうがお金を増やすのに効率的と言われています。
投資界の著名人たちは「生活防衛資金はいくらぐらい持っていたほうがいい」と言っているのか知りたくてまとめてみました。
レバレッジをかけたFXや個別株で投資をしている人は資金減が激しいので、あくまでインデックスで長期投資をしている方々の話です。
生活防衛資金必要派
「投資信託に騙されるな」がベストセラーになったFPの竹川美奈子さん
最低でも生活費の6カ月分程度、自営業の人は1年くらい準備しておくと安心です。
臆病な人でもうまくいく投資法 p.36より
インデックス投資と言えばの水瀬ケンイチさん
活防衛資金は生活費の2年分くらい必要
『ほったらかし投資術』より
震災を体験された後、の生活防衛資金についての考えもブログでも後述されています。
⇒東日本大震災でわかった「生活防衛資金」の必要額と最適商品
家計再生コンサルタント横山光昭さんは生活防衛資金6ヶ月を推奨
最低でも、使うための貯金(月収1.5ヵ月分)と、おろさない貯金(月収6ヵ月分)を持ってください。
本当は おろさない貯金は6ヵ月分以上あるのが理想ですが まずは月収7.5ヵ月分の貯金をつくってほしいと思います。
使うための貯金というのは、生活費が足りなくなったときや、ちょっとした予定外の出費などに対応できるようにするためのお金。
おろさない貯金というのは、病気やケガ、突然の退職などにより万が一収入が途絶えても、当面生活できるようにするための「生活防衛資金」です。
p.104~ 「はじめての人のための3000円投資生活」
生活防衛資金なし派・数ヶ月分だけの方々
経済評論家の山崎元さん
- 当座の生活に必要なお金(例えば生活費3か月分程度)を銀行の普通預金に置く
- 残ったお金を、リスクを取ってもいいと思う「リスク運用マネー」と、元本割れを想定せずに済む「無リスク運用マネー」に分割する
- 大きな支出の必要が生じたら、「リスク運用マネー」あるいは「無リスク運用マネー」のいずれかを 躊躇なく部分解約してこれに充てる
超簡単 お金の運用術 より
生活防衛資は3ヶ月分だけで、必要であれば躊躇なく投資信託を部分解約するそうです。
山崎 元さん(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員)がダイヤモンドオンラインでこの記事を紹介してくれました。ありがとうございます!嬉しい!
「お金は銀行に預けるな」の勝間和代さん
収入の8割で生活し、2割は投資にまわすことを推奨されています。
ご自身は普通預金にお金を残さず、投資信託に全て入れて、お金が必要な時は投資信託から出金して使っているそうです。
生活防衛資金なし派ということですね。
生活防衛資金はいくら必要か?私の場合
個人的には生活防衛資金なし派ではないのですが、暴落がきた時に購入できるように手元においてあるキャッシュが増えていっているので、結果的に2年以上暮らせる生活防衛資金があります。
ですが、1ヶ月25万円必要な人が2年の生活防衛金を残すためには、25万円×24ヶ月=600万円も残しておかないといけないので、そこまでの大きな金額になると、お金さんにも働いてもらったほうがいいとも感じます。
若いうちにお金を貯めることは素晴らしいことだけど、体力のない年金生活に入ってから海外旅行をするよりも、体力と未来がある若いうちに海外旅行をして見聞を広めたり、
家族がいる人だったら子供がついてきてくれる間に子供と一緒に出かけるほうが有効なお金の使い方と言えるので、お金を投資にまわすだけで使わないのも 豊かな人生とは言えないだろうから、お金を使うのも投資と言えますよね。