Contents
小さな子供・赤ちゃんを保育園に預けずに自分で見ながら在宅ワークはできますか?
A「無理です」
一人で小さな子供をみながら在宅ワークは無理です。
在宅ワークは通勤時間がなくなってラッキーぐらいの話で、保育園、(せめて一時保育)、祖父母、ファミサポなどヘルプがないと無理なのではないでしょうか。
我が家は私が在宅ワークですが、夫が専業主夫なので、子供が幼稚園に入るまでは、午前中は夫が子供を公園に連れて行って、
私が仕事をして、午後は家族で過ごし、夜子供が19時に寝てから仕事をしていました。
現在は子供は幼稚園に行っているので、幼稚園が終わる14時までは仕事ができています。
子供をみながら、在宅ワークできていますという方もネット上で見かけますが
「午後は子供(2歳)にDVDを見せている間に、13時~16時まで仕事」と書いてあって、
「えー!2歳の子供にそんな長い間DVD見せるんかいな!」なんて思う人(私も)無理じゃないかな。
寝てる間や、DVDやyoutubeを見せてる間は仕事できるというのが現実なんでしょうね。。。
中学生のお子様がいる在宅ワークの人は「余裕で在宅ワークができている」と言っていたので、子供が小さいうちは1人で見ながら在宅ワークは諦めて、ヘルプを検討したほうがいいのではないでしょうか。
子育てをしながら在宅ワークのリアル口コミ
周囲の在宅ワークと育児の両立に挫折した方々の声はこんな感じです。
- 仕事したいのに、子供の後追いがすごくてノイローゼになりそうで仕事をやめた
- 在宅ワーク=子供をどこにも連れて行けないので、子供がずっと一人遊びをしている
- 寝ている間だけ仕事をするので 子供が起きていると常に「早く寝ろ」と思ってしまう
- 子供にyoutube見せっぱなし
- 子供が授乳が好き(?)で、何度も何度も集中力を切らされる
- 子供を見ずに仕事をしていて なんか倒してこぼす そしてイライラ
- 大事な仕事の時に子供を保育園の一時預かりを利用したら病気をもらってきてその後一週間が看病でつぶれる
- 夜泣きをする子は赤ちゃん期も母親も睡眠不足で大変
などなど集中力を維持して仕事ができないんじゃないでしょうか。
もともと集中しなくても仕事ができるタイプの人じゃなければそれでもやっていけるかもですが、
私は子供をみてくれる夫がいてくれるから在宅ワークができてるけど、夫がいなくて自分が子供をみながら在宅で働くのは絶対無理ですね。
子供は親が好き!在宅ワークをしている母の仕事部屋へ子供が乱入
うちは夫が家にいて 子供をみているのに、それでも子供はすきあらば 仕事中の私の部屋に来ます。
ママが仕事部屋のドアを閉めている時は 仕事中なので部屋に入ってきたらあかんと言われているのですが、
2歳ぐらいの頃は
私がPCの前に座ってると、ひざの上に乗ってきて、マウスをいじろうとしていたし、
4歳の頃は
5歳の今は、さっきも
と、すし酢を持って部屋にやってきました。
部屋のドアに鍵をかけてたこともあったのですが、「ママー。これ見せてあげるよー」と言われると、「はーい」と出て行ってしまいます。(笑)
「ママに見せてあげたい」という子供の気持ちを無視することができない!
ありがたいことに子供は私が好きなんですね。
って笑ったこともありますが、「ママが好きでママに見せたい」と何かをシェアしてくれる年齢はきっとあっという間に過ぎてしまうだろうから、子供が小さい今は焦らずに、一人で両立させるのは諦めたほうがいいかもしれません。
求めるものは人それぞれ。在宅ワークでも仕事はボチボチで、子供と過ごせる時間を大切にすることを選んだ
昨今、「子供は預けて仕事を続けたほうがいい」と言う意見が多く、それは他の人たちがたくさん言ってくれるので、我が家は子供を自宅でツーオペで見ることを選んだ流れを書いておきます。
実は私は子供がうまれる前は「生後6ヶ月から保育園に入れて私はバリバリ働く!育児はプロにまかせる!旦那は家事でもしといてくれ」と思っていました。
が、子供がうまれてから「かわいすぎる!!!一緒にいたすぎる!!!!」とまるで恋に落ちたように気が変わったんですよ。
「子供を預けて働いてる母親が輝いている!子供はさみしくない 親が見ていると子供の世界が狭まる」と言ってる人をよく見かけるので、迷いもあったのですが、
子供が初めてスプーンを使えるようになって、私を見てニコッと笑った時に、
今までに見たどんな映画よりも感動して、「この感動、見れな損!!!」と確信に変わり、夫も子供の成長を見たがっていたので、今の生活スタイルに迷いがなくなりました。
私とは逆に、妊娠中は「絶対専業主婦になって子供を24時間みたい!」と思っていても、子育てをしながら、「やっぱ無理!働きたい!」となる人もいらっしゃるでしょうしね。
正直に言ってしまうと、親と子供との相性ってありませんか?
インドア派の親に 家で絵を描いてるのが好きな子がうまれてくるとうまくいくけど、10時間ぐらい外で遊んでもケロッとしている体力がある子がうまれてきたら「この子は保育園で体力のある若い保母さんに限界まで外遊びをしてもらったほうがいい」と思うことは悪いことではなく、適材適所(?)でいい対応なんでしょうし。。。
「こうでなければ!」というのにこだわらず、その時その時の正直な気持ちの変化に柔軟に対応していくのが一番ですよね。
小室淑恵さんのように「仕事を辞めてはいけない」という方もいらっしゃいますが、そういう方は、捨ててはいけない素晴らしいキャリアを持っていらっしゃる方々であり、仕事をすることが世のため人のためになるんだと思います。
私も夫も しがみつかなければいけないようなキャリアなんて全然ないし、かわいい盛りの子供と一緒にいれるのは今だけなので、そこは割り切って 仕事はボチボチで、子育てを楽しんでいます。
子供を幼稚園に送っていった冬の日に「ママ。見て。ゆげだよ~」と息を吐いて見せてくれて、そのシーンがすごくきれいで、
「私、このシーンを忘れないだろうな」と思ったり、
すれ違うママ友や子供たちに「おはよう」と声をかける朝の空気に幸せを感じたり、「この瞬間を見れて良かったな」と思うことがほんとに多いんです。
「見せてくれてありがとう」って気分になるんですよ。
誰かから報告を聞くだけじゃなく、一緒に時間を共有することでしか感じられない幸せって絶対あると思うので、
「ママ。見て」と言ってくれる間はできる限り一緒にいたいから、そのライフスタイルを叶えることができて良かったなと「私は」思っています。
ガンガン働きたい人はそのライフスタイルを手に入れられたらいいし、在宅ワークと育児を両立させたい方は一人で抱え込みすぎず、子供をゆっくり見たい人はその願いが叶えられたらいいですね。^^

